2009年12月13日日曜日

弾き納め‥ 年の瀬のゴージャスな昼下がり‥

「15日の東京吹奏楽団の定期演奏会へのゲスト出演が今年最後のステージですか?」
というお問い合わせをいくつか頂きましたが、やはり自分の名義のライブで弾き納めをしておかねば新しい年を迎える訳にはいかないという訳で、28日の月曜日、真っ昼間ではありますが、弾き納めライブを敢行することと相なりました。

敢行‥などという滅多に使わない言葉を使ってみたくなった理由は、やはり、13時というずいぶん早めの開演時間に加えて、このご時世にしては「はぁ〜?何様だぁ?」と言われかねないような強気の料金設定だからに他なりませんが、がしかし、敢えて、やってみたいという気持ちが、まさったまさった、はっけよいまさった!からなのでありまして‥
(-_-;)


さて、アタクシに土俵入りを決意させた要因としては(深刻なメタボリックを除けば)まずなんといっても、場所がリッツ・カールトンというたいへん格調高いホテルの気持ちのよいスペース(‥2Fのホワイエ=グランド・ボール・ルーム前のロビー)であることが挙げられますが、それにしても高すぎやしない?とお思いの貴方には、すでに発表になっているHPのスケジュールには載ってはいないものの、お茶(コーヒーor紅茶)とお菓子が付くこと、をお伝えしておきたいと思います。

月曜日の13時開演に関しては、12月28日以外では考えられない‥ そうです!皆さまにおかれましては、仕事納めの乾杯のあと、酔い醒まし?に寄って頂く(えっと、まだホテル側と詰めてはいないのですが、一杯やりたい方の為にバー・コーナーをご用意する方向です‥)というのはいかがかと‥

お勤めでない方々は、ちょっと早めにランチをとって頂いて、食後のひとときを‥


今回、真っ昼間からお付き合い頂くのは、宮本大路さんとコモブチキイチロウさん、
のお二方‥
掛け値なしに、役者は揃った!といったところでしょうか?

なお、今回のライブはホテルの催しものではございませんので(アタクシのコアなファンの方の主催です)お間違えなきよう!


それはもちろん、いつかリッツ・カールトンさんの主催で、15時開演のシャンパーニュ・パーティー・ライブなんぞやってみたいものですが‥



P.S.
15日の文京シビックホール、このご時世でしかも火曜日(それに付け加え、おそらくはインフルエンザの影響も?)ということで、前売り状況が今ひとつ芳しくないようですが‥

指揮の松元宏康さんと楽団員の皆さんの熱き情熱に衝き動かされる感じで、入念なリハーサルを重ねております。
も〜しもご都合の付く方は、なにとぞ‥ m(__)m

2009年11月30日月曜日

あっという間に‥

初夏に乗ったきり降りたくとも降りることが出来なかったジェットコースター(というか、絶叫マシーン?)からやっとのことで降りて、ようやく一段落ついたと思いきや、ふと気がつくと次なるアトラクションの乗り場に?

そんなこんなの今日この頃でありまして、お話ししたいことは山ほどあるのですが、未だにそのような余裕が全くなく‥

そうは言ってみたものの、近々に迫った三本の本番(いずれも自分の名義ではないにせよ‥)について、全く言及せぬままに当日を迎える訳にもいかず(なんといってもMisty Fountain のHPにすら今のところ載っていないのですからして‥)、それは単に主役と主催者に対する儀礼的な問題のみならず、それぞれのステージに対する私の思い入れというか心構えというか‥ そのようなものを表明しておかねば、と思ったからに他なりません。



まず、木曜日、3日のスイートベイジル、“鳥山好みvol.2”

彼と共に演奏することはいつも歓び以外のなにものでないのですが、今回は則竹くんとコモブチさんという素晴らしいコンビ(さすがナベサダさんのところで百戦練磨の日々を送っているだけあって‥むっちゃタイトかつグルーヴィ!)、そして露崎春女さんのファンキーかつムーディなヴォーカル‥ 素敵な夜になりそうです。

アタクシ的には、フェンダー・ローズを弾きまくる夜になりそうで、鳥山くんと高校の学園祭で初めて一緒にやったあの曲や、ギターとローズの伴奏であの歌もの‥
ワクワクドキドキであります。
もちろん、もはや名人芸の域に達したソロギターもたっぷりで、聴きどころ満載と言って良いでしょう。まだ若干席に余裕があるとのことですので、ご予約はお早めに!



スイートベイジルの10日後、13日の日曜日は、岩国(周東文化会館パストラルホール)で、トロンボーンの名手、中川英二郎氏のコンサート。
ニューヨークからジム・ピュー(Tb)、中村健吾(Bass)、高橋信之介(Dr)、の三氏を招いてのツァーに一本だけ参戦します。難易度の高い楽曲が目白押しで、これまたワクワクドキドキであります。



そして、15日の火曜日は、文京シビックホールで東京吹奏楽団の定期演奏会にゲストとして招かれ、オーメンと宝島に加え、Silvergirl in the mist と Twilight in upperwest の計4曲を弾きます。

今回、シルバーガール‥の編曲は大作曲家の卵(というか、すでに雛?)である、吉野慶太郎くん(東京音楽大学作曲専攻映画放送音楽コース1年在学中)に、また、トワイライト‥の編曲は、オーメンと宝島でお世話になった、真島俊夫さんにお願いしました。

東京吹奏楽団といえば、46年の歴史を誇る日本で最初のプロの吹奏楽団であって、言うまでもなく皆さん名人級の方々ばかり、これまたまことにワクワクドキドキであります。

オーメンと宝島の2曲はこれまで何度か中高生のブラスバンドとやらせてもらいましたが、プロの吹奏楽団との共演においては初めてのことであり、またシルバーガール‥とトワイラト‥は本邦初公開、いわゆる初演という記念すべきステージになります。
皆さま、是非とも応援に来て下さいませ~ (文京シビックホールはキャパが1800ですから‥) m(__)m



そしてそして、ニューアルバムはいよいよ2日にリリースです。老若男女のどなたにもなごんで頂ける仕上がりになったと自負しております。
今回、12曲中4曲のミックスを、急遽電撃的に、鳥山くんにお願いしました。(さすがにポップな音作り!)その辺の経緯も含め、この夏以来のすったもんだドタバタよもやま話をじっくりとさせてもらいたいものだなぁ‥と思っている今日この頃でありまする。
ではでは~

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12/3(木)東京六本木 STB139
鳥山雄司 "鳥山好みVol.2"
【OPEN】18:00 【START】19:30
【料金】¥6,000
【出演】鳥山雄司(g)
    和泉宏隆(pf)
    則竹裕之(dr)
    コモブチ キイチロウ(b)
    露崎春女(vo)

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12/13(日)岩国 周東パストラルホール
~元 T-SQUARE 和泉宏隆&スーパー・トロンボーン奏者ジム・ピューを迎えて~
中川英二郎 スペシャルライブ
【OPEN】13:00 【START】13:30
【入場料】一般 3,000円(*会員2,700円)
     高校生以下 1,500円(*会員1.350円)
     *会員:パストラルホール友の会
【出演】中川英二郎(トロンボーン)
    和泉宏隆(ピアノ)
    中村健吾(ベース)
    高橋信之介(ドラム)

    スペシャル・ゲスト
    ジム・ピュー(トロンボーン)

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12/15(火)東京 文京シビックホール 大ホール
第57回定期演奏会 
〜東吹からのおくりもの〜
【OPEN】18:20 【START】19:00
【料金】一般   :¥4,000(前売り)¥4,500(当日)
    大学生  :¥3,000(前売り)¥3,500(当日)
    高校生以下:¥1,500(前売り)¥2,000(当日)
    クリスマス特別親子券:¥4000 (前売りのみ・限定200ペア)
【出演】指揮:松元宏康
    コンポーザーピアニスト:和泉宏隆
    東京吹奏楽団

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2009年10月29日木曜日

後編

まず、来週の木曜日(5日)、いわきのバー・クイーンです。私のピアノと、宮本大路さんのサックス、支えてくれるのが田中晋吾くんのベース、というメンバーで、新曲を含むオリジナルと様々なカヴァーの数々‥ というライヴ。

一日おいて7日の土曜日、石巻の N's SQUARE で昼夜2回公演!(曲目ダブらず‥で、通し券有り‥)

翌週、10日の火曜日がお馴染み恵比寿のアート・カフェ・フレンズで、マンスリー・ライヴの10回め(‥にして一区切り、しばらくお休みを頂きます)。この時はベースが田中君に替わって、大ベテラン、河上修さん‥


いずれにせよ、このタイミングにおいて、次に和泉がどのような活動を展開しようとしているのか?という部分を感じて頂けるライヴになる予定です。

お誘い合わせの上ご来場頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。

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11/5(木)福岡県いわき市 バー・クイーン
【OPEN】19:00 【START】20:00
【料金】前売:¥4,000 当日:¥4,500(ドリンク別)
【出演】和泉宏隆(Pf:T-SQUARE)
    宮本大路(sax:PINKBONGO・熱帯JAZZ楽団)

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11/7(土)宮城県石巻市 N's SQUARE
*2回公演*
【OPEN】13:00 【START】14:00
【OPEN】17:00 【START】18:00
1stステージと2ndステージは演奏曲目が変わります。
【料金】1公演昼・夜各 4000円(1drink付き)
    昼夜通し券   7000円(1drink付き)
【出演】和泉宏隆
    宮本大路(熱帯JAZZ楽団)
    田中晋吾(現T-SQUAREサポートベーシスト)

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11/10(火)東京恵比寿 アートカフェ・フレンズ
~ Monthly live, 10th Anniversary Special ~
【OPEN】18:00 【START】19:30
【料金】¥3,000(+1 DRINK:¥500)
【出演】和泉宏隆(pf)
    河上修(bass)
    宮本大路(bs,ts,as,& ss)
    羽衣(UI) (vo)

前編

元気で〜す!!

皆さま、たいへん長らくご無沙汰致しましたぁ m(__)m


なんと、8月10日以来、およそ2ヶ月と3週間ぶりの更新であります。

アタクシと致しましても、待ちに待った(もちろん待たざるを得なかった事情が色々とある訳ですが‥)更新‥
まさに、「こぉっしぃっん!!」‥と叫びながら、四股を踏みたい気分?いや、土俵入りしたい気分であります。


昨年、怒涛の8月、などというタイトルでブログを書いてしまったのですが、今年に比べれば、随分と余裕があったものだなぁ‥と思う今日この頃であります。

7月下旬からのこの3ヶ月といえば、怒涛の波乱万丈の千変万化の七転八倒、といった感じでありまして‥
‥で、ようやく七転び八起きった! ‥かもしれない? というタイミングを迎えたような気がしないでもないような?

実のところはアタクシにもよくわからんのですが、9月上旬から To Doリストの上位にランク・インし続けてきた“ブログ”に、まがりなりにも手を着けることが出来たという事実は、確かに七回転んだけれど、今またどうやら起きあがったみたいなんです‥ といった前向きな状況を裏付ける出来事なのではないかと自負しておる次第でありまして‥


で、長かった枕はこの位にさせて頂いて‥

まず、この3ヶ月についてこと細かに申し述べるには未だ時間が無さすぎる、という前提において、日にちが迫っているライヴの告知だけでもさせて頂ければと思いまして‥

2009年8月10日月曜日

ニュー・アルバム、いよいよ本格的なレコーディング・モードへ‥

そもそも、ソロ・ピアノによる洋楽ポップスのカヴァー・アルバム、“COVERS LOVE SONGS”を作った時から、トリオでやるとすればいかに‥というところに思いをはせていた訳でして、また、それ以前から、この40年あまりの間に私の魂を揺さぶった曲をいつか自分のピアノ・トリオで弾きたいという思いはふつふつとたぎっていた次第でして‥

現実的には、5月の甲府アローン、そして6月の名古屋ドキシーと大阪ロイヤル・ホースにおける計3本のライブと、それに付随するリハーサルとその準備段階から、アルバム制作に軸足を置いた態勢に入りつつあったのですが、本格的には先月の宮本大路さんとのライブの後に離陸して、諏訪湖と小淵沢の準備の合間に成層圏を抜けて‥という感じです。

現状、7割方の選曲がすんで、あと3曲、ほんまにこれでよろしゅおまっしゃろかぁ?という段階であります。

今回、皆さまからたくさんのリクエストを頂きました。ありがとうございました。
とりあげることができなかったにも関わらず、私も最後まで迷った‥というような楽曲に関しては、あるポイントでコメントしたいと思っておりますし、単純に、どうして取り上げなかったか、に関しては、来年春の発売記念ライブのトークのネタにしようかと‥。

それにしても、私がソロピアノでカヴァーのアルバムを出していることをご存知ないらしい方々がずいぶんといらっしゃるようで、結構へこみました。
また、洋楽ポップスというくくりにも関わらず、トゥルース?をはじめとするスクエアの曲(私が抜けたあとの曲?があったりも!)をリクエストした方々、悪い冗談だと思って忘れ(ようとし)ますので、後日声をかけたりしないように!
(冗談でなくてまじだったら背筋が凍るけど‥)


さてさて、そんな訳で今月30日からレコーディングに入るのですが、ご存知の通り、直前の28日に六本木スイート・ベイジルにて“公開最終リハーサル兼レコーディング壮行会”ともいうべきライブを行います。
アルバム収録予定の12曲を全て聴いて頂く予定ですが、それだけでは時間がちょっとあまる訳で、かと言って、村上くんと板垣くんの二人にレコーディングの2日前に全然違う曲をやらせたくはないし‥
そこで、今回トリオとしてはリクエストにお応えできなかったものの、私にも思い入れがあって、ソロでそれなりに弾けないこともない‥という何曲か(もちろん凝ったアレンジは施しませんけれども‥)をお送りしようと思っています。

たぶんまだ時間があまると思うので、“MISTY FOUNTAIN PRESENTS END OF SUMMER SPECIAL NIGHT”という夏祭りにふさわしい余興として、オヤジ・バンド・コンテスト!を開催することが決定いたしました!
思えば、このところ行く先々で、プロ・アマを問わず様々な方々と共演していますし、そろそろスイート・ベイジルでそんな機会があってもおかしくないだろう、というのが発想の原点であります。
募集するのは、原則として、ドラム、ベース、ギター、サックス、の4パート(今回、EWIは外します。トゥルースやらせろって人を避けてる訳でもないんですが‥)とします。バンドでの応募以外に個人参加も歓迎します。

なお、課題曲は、宝島、ホワイトメイン、トワイライト‥、あたりでしょうか?
(その気にさせてくれればなんでもやりますし、トリオの曲を持って来られたらだいぶ点が甘くなりそうですけれど‥)

参加ご希望の方は、Misty Fountain までお問い合わせください。

どうなることやら全く予想がつかないものの、仮に各パート3人づつの応募があったとすれば、当日16時半頃から順次選考、という感じになるのでしょうか?
2部の後半から私との共演になるのか、或いはコンテストの決勝戦をやるのか?
‥と、ここまで盛り上がって、誰も申し込みがなかったら‥ どっしよっかなぁ (-.-)

“トークの夕べ”にしようかな‥ (^_^;)

all text by H. Izumi

2009年8月8日土曜日

諏訪湖、小淵沢、熟年の旅

修学旅行のように楽しかった夢のような2日間が終わり、あっという間に1週間が過ぎてしまいました。

まず、諏訪湖、ハーモ美術館ティーセントホールにおけるデュオ‥

自分で云うのもなんですが、気持ちよかったですねぇ! 気持ちよかったですよねぇ?


特筆すべきは、Sky so bleu でアタクシがとんでもない粗相をしでかして、普通だったら演奏が止まってもおかしくないような局面で、きみはメロスか?と問いかけたくなるほど自信に満ち溢れた表情で悠然とギターを弾き続けた鳥山くんの雄姿! 雄司の雄姿! (^_^;)
かっこよかったなぁ‥

今回は、東京をはじめ大阪神戸(松山からも!)など、遠路はるばるの皆さまがずいぶんといらしたのですが、「そのかいがあったでしょう?」と自信満々で尋ねたいところです。

日本でも有数の響きを誇る、ハーモ美術館ティーセントホール、またいづれ訪れたいと思います。

お手伝い頂きました皆様との記念撮影



そして、小淵沢、八ヶ岳ジャズフェスティバル!


鳥山くんと野外でやるなんて、30年ぶりのことでして、楽しくないわけがないんです。トリオとしても、In the stream を野外で演奏したいと思っていたので、それがかなってよかったし‥
鳥山くんのソロも素敵でしたね‥
ギター一本の音色が山々に響く‥たまりませんでした。



ここで、八ヶ岳ジャズフェスティバルの寸評をば‥

10年?のブランクを経て再開した1回めということで、様々な意味合いにおいて半真半疑で、しかも朝9時にサウンド・チェックとリハーサルの為に現地入りした段階では結構な雨‥

一時はどうなることかと思いきや、本番では雨もあがって、終わってみれば総合的には70点(30点のマイナスは、演奏中に突如マイクを持ってお客さんを盛り上げる為に大声を張り上げた主催者?のおじさんのせい‥)の印象です。

個別には、まず、出演者の取り合わせ、素晴らしかったと思います。その点は100点と言ってよいかも‥

PAも、恐らくは色々な制約があったであろう中で、なかなか気持ちの良い音を出してくれていました。90点(個人的にはピアノをもうちょっとくっきり大きく聴きたかったなぁ‥ )

そして、ピアノ調律!120点!!雨宮さんに、拍手! (^o^)
これまで、夏のジャズフェスティバルもずいぶんと出ましたが、こんなに気持ちよくピアノが弾けたのは初めてのことです。ありがとうございました。

主催者はちょっと???のところがあるとはいえ、雨宮さんの調律でピアノが弾けるならば来年も是非!?‥とは言ったものの、来年どうなるかは、ひとえに今回会場を貸して下さった、アルソア化粧品さん次第です。皆さん!アルソア化粧品を買って、ご愛用者さまの声か何かで、「ジャズフェスよかったです。来年もやってね!」とメッセージを送りましょう!

もちろん、スタッフの皆さま、100点です。来年も宜しくであります。

all text by H. Izumi

2009年7月30日木曜日

和泉宏隆&鳥山雄司スペシャル・デュオ・コンサート

和泉宏隆&鳥山雄司スペシャル・デュオ・コンサート
8月1日(土)諏訪湖畔ハーモ美術館
ティーセントホール
17時15分開場、18時開演 ¥4,000
当日券販売ございます。
●14時~16時半:ハーモ美術館フロントにて
●16時半以降:ティーセントホール入り口にて
会場は天井の高い、広い空間です。PAシステムの無い生音のコンサートになりますが、ピアノ、ギター供に美しいサウンドをご堪能頂けます。お席はフレキシブルにまだ増やすことも出来ますので、ぜひお誘いあわせの上ご来場くださいませ。

★8月2日の八ヶ岳Jazz Festivalにご来場ご希望の方は、Misty Fountainにメールを!代表者フルネーム、お電話番号、人数を“八ヶ岳Jazz Festival予約希望”の件名でお送りくださいませ。

2009年7月25日土曜日

さわやかな小旅行

さてさて、いよいよ夏休みですね!

日頃よりこのブログを読んで下さっている方々はもちろんご存知のこととは思いますが、来る8月1日に諏訪湖のほとりのハーモ美術館ティーセントホールにて、和泉宏隆&鳥山雄司 Special Duo Concert が行われます。

ハーモ美術館ティーセントホールには過去3回ソロでお邪魔しているのですが、濃密な残響とベーゼンドルファーのピアノが印象的な素晴らしい音響のホールで、私のピアノと彼のギターのデュオ(そしてもちろんお互いのソロ‥)にはこれ以上のスペースはないと云っても言いすぎではないでしょう。

近隣の方々はもちろん、関東甲信越全域の音楽ファンの皆さま、この滅多にない機会をお聴き逃しなきよう!

なお、終演後には鳥山くんの新作(このブログを読んで下さっている中でまだ持っていらっしゃらないという方は少ないと思いますが‥)、
“Guitarist”の即売サイン会もございますのでお楽しみに!

そして、翌日の2日には小淵沢で行われる八ヶ岳ジャズフェスティバルに、私のトリオのスペシャルゲストとして参加してもらうことになっています。
私のオリジナルや PYRAMID のナンバー、そしてもちろん彼のソロも‥ こちらもお聴き逃しなきよう!

なお、八ヶ岳ジャズフェスティバルは18時終演予定ですから、1日に諏訪湖でデュオを聴いて、清里か小淵沢に一泊していただいて、2日にトリオ+1を‥という、身も心も爽やかな小旅行‥ いかがでしょうか?

この夏の素敵な想い出になることは間違いありません。

それでは、諏訪湖、小淵沢、でお待ちしております。

text by H. Izumi

心を震わせるサックス

木曜日のアート・カフェ‥お客さまは少なかった(SOSのかいもあって当日駆けつけて下さった方々も数名いらっしゃいましたが‥)とはいえ、大路さんの魅力を存分に堪能して頂けたライブになったのではないか、と思います。ベースの田中晋吾君もしっかり支えてくれました。


何より、私が大路さんのファンになってしまって、思わず翌日の赤坂B♭における、大路さんのバンド、“CROSS COUNTER”のライブを聴きに行ってしまったくらいですから‥

なんというか、酸いも甘いもかみ分けた‥という言葉通りの、これまでの人生経験の全てが反映されたかのような演奏(音色も音使いも迸るオーラも含めて‥)からは、心の震えともいうべきものを引き起こす力強さが感じられます。

また近い将来に共演をお願いすることになるかと思います。
次なる共演のおりには、なにとぞお聴き逃しなきよう!

text by H. Izumi

2009年7月23日木曜日

ガッチョ~ン (>_<)

いや~、先日の鳥山くんのライブ、大盛況で最高に楽しかったですね!

詳しいレポートを書きたいのは山々なれど、明日の恵比寿アート・カフェ、宮本大路さんをお招きしたにも関わらず、前代未聞の予約状況であることが判明し(そもそも超満員のスイート・ベイジルで2日間に渡って声を大にして宣伝させてもらって、アート・カフェのキャパを思えば心配するほどのこともなかろう、と高をくくっていた訳でして‥)、このままいくと、閑古鳥の楽園?に大路さんをお招きしてしまうことに‥

なんだかしょっちゅうこういうSOSを出しているようで情けない限りですが、「ブログ見て飛んできました!」なんて有り難~い奇特な方もいらっしゃるので、藁をもすがる思いで‥
m(__)m

2009年7月13日月曜日

木のぬくもりに包まれて‥

先週の月曜日の石巻、N's-SQUAREのオープニング・コンサート、おかげさまで大盛況の内に幕を閉じることが出来ました。お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。


遅ればせながら私が前回のブログに書いた段階ですでに SOLD OUT となっていたようで、当日の午後まで続いた多くのお問い合わせに対して“ごめんなさい”を繰り返していた遠藤さんは、正に、嬉しい悲鳴(懐かしい言葉!)をあげて悶えて?おりました。
N's-SQUAREのオーナー、遠藤信和氏

前日の午後のサウンド・チェックに始まって終演後の打ち上げに至るまで、お伝えしたくてたまらないような数々のエピソードがあるのですが、諸般の状況から、今日のところは、2ndセットで共演していただいた地元の皆さんをご紹介するにとどめたいと思います。


まず、せっかく2台のピアノがあるのだからやらない訳にはいかない、ということで企画された連弾‥
今回は“Twilight in upperwest”と“宝島”の2曲を、遠藤さんが高校時代に電子オルガンを習っていたという、電子オルガンとピアノの先生、高松ふみ恵さんに付き合って頂いて演奏しました。
前日夜のお稽古

当初はきちんと譜面にするつもりだったのですが、例によって机上の空論に終わり(唯一、Twilight in upperwest の展開部だけはちょっとした編曲をほどこして譜面にしましたが‥)、いわゆるヘッド・アレンジで前日の夜に2時間のお稽古をしただけで本番に臨みました。

私が2009年製のヤマハC5、高松さんに1909年製のスタインウェイTypeOを弾いて頂いた訳ですが、当然のことながら現代のピアノの方がパワーがあって、なおかつ、ヤマハを下手、スタインウェイを上手にセッティングした関係からスタインウェイの大屋根をはずしたこともあって、どうしてもスタインウェイの低音域が弱くなりがちで(サイズもヤマハの方が一回り大きいこともあって)、その辺の所に気をつかいながら、という演奏になりましたが、結果的に2台のグランド・ピアノが常設されているホールのこけら落としという意味あいにおいては、充分ではなかったか?と自負している次第であります。


また、国立音大をこの春に卒業して秋からイギリスに留学するという若きサックス奏者、小田島航太君とデュオで、ミッシェル・ルグランの“Moon and I”を、そして4月に仙台、ennのライブでお世話になった調律師の今野文英さんにベースで参加して頂いて“Forgotten Saga”と“White Main”の2曲を演奏しました。
当日午後のリハーサル

若いミュージシャンとの共演は、つい忘れがちな初心を思い出させてくれて、こちらもたいへん励みになります。2年後の再会が楽しみです。


それにしても、これだけのホールを個人で所有するとはまさに“見上げたもんだよ屋根屋のふんどし”であって、遠藤さんの顧客のピアノの先生方が発表会で使うというだけでなく、今後多くのミュージシャンが訪れるように、私も陰ながら応援していきたいと思います。

最後に、今回スタッフとしてお手伝いをして下さった、サンリツ楽器の方々と、遠藤夫人典子さんのお友達の皆さんに、お礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。


text by H. Izumi

2009年7月1日水曜日

N's- SQUARE

4月に石巻のラ・ストラーダでお世話になった調律師の遠藤さんが、なんと自分でホールを始めるというので、来週月曜日にこけら落としのライブに伺うことになりました。



最初は話し半分で聞いていたものの、床、壁、天井、全て松材で、天井高は7m、そこに100年もののスタインウェイと新品のヤマハC5の2台のピアノを入れて、客席は3人掛けのソファを35脚、というゴージャスかつダイナミックなプランで、それはさぞかし気持ちがよさそうなスペースに違いなく、ライブ?やってもいいけどね‥から、俺にやらせろ!の世界まで転換するのに30秒とかからなかった次第であります。


それにしても、調律ってそんなに儲かるんだぁ~と感心したのも束の間、30年?ローンを背負ったと聞いたら、このご時世にもかかわらず男のロマンともいうべき夢を実現してしまった遠藤さんを応援したくなるのが人情というものであります。

すでにチケットは80枚以上売れているとのことですが、是非とも満席となりますよう、仙台はもとより、東北の皆さまはお誘い合わせの上でご来場賜りますよう!
(もちろん、暇とお金のある方は東京からでもお越し下さいまし。石巻と言えば、お寿司!ですからね‥)


P.S.
石巻でそんなにたくさんのお客さまと思うに、先日の名古屋大阪はずいぶんと寂しかったのですが、コアなファンの皆さまの前でカヴァー・アルバムの収録予定楽曲を試せたことは大きな収穫でした。
引き続きリクエストも受け付けております。ミスティ・ファウンテンのHPからニュース・レターをご請求下さい。

text by H. Izumi

2009年6月24日水曜日

次なるステップ・・

今日は、今週末の名古屋大阪でのライブの為にトリオでリハーサルをしました。

“BEYOND THE RIVER“ のツァーも終わって、次のアルバムの制作を視野に入れつつというライブにするべく、カヴァーを5曲、しっかりお稽古したのですが、なかなかいい雰囲気です。

お約束といった感じのあの曲から「その曲をピアノ・トリオでやるんだぁ~」と感心していただけるであろうナンバーまで、音楽ファンにはたまらない、結構しぶ~い選曲ではないかと自負しておる次第であります。

土曜日の名古屋ドキシー、日曜日の大阪ロイヤル・ホース、是非とも聴いて頂いた上で、ご意見ご感想をお寄せくださいませ。

また、カヴァー・アルバムの制作に先だち、和泉トリオで“あの曲”を聴いてみたい、という皆さまからのリクエストを募ろうということになりまして、それについての詳細は Misty Fountain のHPからニュース・レターをご請求下さいますよう、なにとぞ宜しくお願いいたします。

ではでは!

text by H. Izumi

2009年6月4日木曜日

名手登場!!!

通算7回めとなる、アート・カフェ・フレンズでのマンスリー・ライブ、今月は、スーパー・トロンボーン・プレイヤー、中川英二郎氏をお招きしました。


3年前の5月のスイート・ベイジルでのライブにスペシャル・ゲストとして出演してもらったのが初めての共演で、昨年12月の新宿区立落合中学のジョイント・コンサートが二回め、そして今回が3回めということになりますが、超絶技巧と歌心を併せ持つ、ファースト・コール&ワールド・クラスのミュージシャンだけに、私も気合いが入りまくっております。

難易度の高い彼のオリジナル曲を私が如何にこなせるのか(果たしてこなせないのか?)、そして、私の曲で彼が如何に歌ってくれるか‥ その辺が聴きどころでしょう。

中川氏のトロンボーンでトワイライト‥お聴き逃しなきよう!

18日の木曜日、恵比寿でお待ちしております。



P.S.
先日のソロ、思うところあって急遽リクエスト・ライブとしたのですが、なかなか楽しんで頂けたように思います。久しぶりに弾く曲も多く、手に汗握る感じがたまりませんでしたよね?(たまったもんじゃないって??(*_*))

ご来場頂いた皆さま、ありがとうございました。

text by H.Izumi

2009年5月27日水曜日

一段落までもう一歩‥

大路さんと菰口くんをお迎えしてのスイート・ベイジル‥すご~ぉく盛り上がって、
お客さまにも喜んで頂けたようで、早速ブログを書かねばと思いつつも、ちょいとはしゃぎすぎたようでダウンしてしまい、立ち直ったと同時に長野甲府の2本が続き‥



そもそも、スイート・ベイジルの4日前には鳥山くんのJ-WAVEの番組、Docomo Body & Soul の Special Live(およそ3年ぶりの PYRAMID でのステージに本田くんが加わるというゴージャスかつハイパーな‥)があって、その興奮が冷めやらぬまま、前日に初顔合わせでリハーサルをして翌日の本番を迎えるという、なかなか張り詰めた日々だったのでありまして‥


それにしても、大路さんのソウルフルなサックス、ゴキゲンでした。バリトン・サックスによる Cape light や Twilight in upperwest ‥素晴らしかったです。大路さんの曲で、果たして及第点を頂けるようなピアノが弾けたのかどうか?が、ちと気がかりですが‥


菰口くんも、鋭い速弾きだけでなく、時として緩急おりまぜてじっくりと歌い上げて
いくプレイからは、とても21歳とは思えない大人の世界が感じられました。


またいつか、今回のメンバーでライブが出来ればと思います。




そして、長野バックドロップ、甲府アローン。

厳密には、長野までが BEYOND THE RIVER の発売記念ツァー、甲府は次なるステップ(昨年12月に発売記念ライブは行なった‥)となった訳で、大幅に曲を入れ替えたが為に全く気の抜けない二日間となりました。




詳しいライブ・レポートを書きたいのはやまやまなれど、木曜日の恵比寿アート・カフェ・フレンズでのライブ(移転してからは初のソロ・ピアノ‥)の為のお稽古をせねばならず(ようやく甲府の二日酔いから復帰したこともあって(-_-;))、毎度お馴染み、これが旨かった!のコーナー‥

ETC割引のおかげでSAのレストランがどこも長蛇の列で、結局食事にありつけぬまま腹ペコでたどり着いたバックドロップでご馳走になった、デミグラかつ丼!!温たまのせ!

ど~んと1,000kcal.といったボリュームですが、美味しかったです。
手作りのポテト・サラダと、あおさ(海藻)の味噌汁もグーでした。



各地にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

木曜日、恵比寿で、お待ちしております。 m(__)m

all text by H. Izumi
photos by Naoju Nakamura

2009年5月8日金曜日

う~む‥ むむむ‥

スイート・ベイジルの17日のライブまであと8日、予想通りの、まことに世相を反映した予約状況であります。

去年の春に、まだ予約が90、などとこぼしていたのがなんと罰当たりに思えることでしょう。

トリオでの活動が軌道に載ってきた(もちろん、経済的側面をさておいて、の話ですが‥)今日この頃、これまでお手合わせしたことのない方々をゲストにお招きして新たな展開を感じて頂く、という趣向でお届けする特別企画の第1回め‥な訳ですが、悲しいかな最初で最後になってしまう可能性が非常に高いのが現状であります。

サックス界の閻魔大王?
ともいうべき、存在感の塊のようなベテラン、
宮本大路さん

に、若干21歳の天才技巧派にして才色兼備のギタリスト、
菰口雄矢くん、
迎え討つはトリオ・ザ・ブーフーウー?!

演奏もそこそこに寸劇でも仕込みたくなるようなインパクトのあるキャスティングですが、大路さんの情念のブロウに絡む菰口くんの鋭角的なギター、それに対していかにピアノを弾くか‥今からとても楽しみです。


お聴き逃しなきよう!

お誘い合わせの上ご来場賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
         m(__)m
●ご予約:03-5474-0139 または http://stb139.co.jp/


P.S.

“たたたいへんだぁぁ~”が効を奏したようで(ブログを見て駆けつけてくださったという方も何人か‥)、アート・カフェ・フレンズはそれなりに盛り上がりました。

また単身乗り込んだ秋田キャット・ウォークも、オーナー、太田徹さんのドラムに乗せられてなかなかスイング出来ました。

ご来場頂いた皆さま、ありがとうございました。


そしてキャットの前日は、能代の郊外の竹山さん(仮名)のお宅のスタジオでシークレット・ライブ&セッションだったのですが、いわゆるホーム・コンサートのノリですごく楽しかったです。

打ち上げがまたまた美味しくて、お刺身に馬刺し、たらの芽の天ぷら、蕗のきんぴら、ぜんまいのおひたし、姫竹の味噌汁、などなどをにごり酒で‥

翌朝はゆっくり温泉につかって、酒を抜きつつ英気を養い、束の間の行楽気分でした。

2009年4月28日火曜日

たたたいへんだぁぁ〜

砂漠に水を撒くような怒涛のツァーの虚脱感からようやく立ち直ったかと思いきや、今度は28日火曜日の恵比寿、アート・カフェ・フレンズの予約状況の厳しさに再びノックアウト! (>ε<)

“アムシー”でフルート、サックス、リリコン、を吹いてくれた片岡郁雄氏と20年ぶりの再開セッションを行なったのが昨年の11月20日、それがアート・カフェ・フレンズ・マンスリー・ライブの第一回めで、その時はなかなかの盛況だった訳で、今回もさほど心配はしていなかったのですが‥ (-_-;)

やはり大不況なのですね‥

で、余裕がある方々はGWで行楽に‥ってことなんざんしょうか?

片岡氏のソプラノで、スリー・スワローズと船出の後、そしてシルバー・ガール、皆さまに是非とも聴いて頂きたいものです。

お誘い合わせの上ご来場賜りますよう、なにとぞ宜しくお願い申しあげまする。

m(__)m

そして、3連戦!!!

広島のバードは、正統派、かつハード・ボイルドな雰囲気のジャズ・クラブです。
とはいっても、オーナーの鳥越さんは物腰の柔らかな、仙人のような方。
かつてレコード店を経営なさっていたとのことで、普段お店でかかる音楽からも造詣の深さがうかがわれます。。


一昨年の12月に始めて伺った時にお世話になった調律の馬場さんのオーガナイズで前回はカワイ楽器さんのホールでのライブだった訳ですが、やはりホールよりお店の方が演奏者もお客さまもくつろげるというものです。


我々も通算6本めということでなかなかリラックスした演奏になりました。
終演後はもちろんお好み村の八戒へ‥


店主、ひろしさんの腕と語りは益々磨きがかかっています。

岡山、モグラは70年代のアンダーグラウンド(実際に地下ですが‥)な雰囲気の渋いお店です。
音楽好きのアート・ディレクター、デザイナーであるオーナー、福武さんが趣味が高じて始めた、というだけあって、建築用資材を巧みに用いた内装は一見武骨ですがいたるところにアートのかおりが漂っています。


音響もよく、これでグランド・ピアノだったらけちのつけようがないところ(私が寄付しましょう、と言ってみたいものだなぁ)ですが、ヤマハのアップライト君はだいぶくたびれてはいるものの優しく弾いてあげたらなんとか鳴ってくれました。


終演後はお店で、居残ってくれたお客さまも交えて打ち上げ。フードのクオリティも高かったことを付け加えねばなりません。

さて最終日、神戸チキン・ジョージは千秋楽にふさわしいライブ・ハウスです。
キャバレーの2階にあった初代のお店から数えて4軒め、震災も含めて激動の四半世期を乗り越えた現在のお店には、古いものと新しいものが自然にとけあった独特な雰囲気が漂っています。


ピアノをステージから降ろしてフロアにセッティングしてトリオで向き合って演奏するチキンならではのスタイルは、エンジニアの正木さんの凄腕があってこそですが、音響的にも本当に気持ちよく、蓄積疲労と鍵盤の重さ(チキンのディアパソンの鍵盤の重さは日本一!)にもめげず充実した演奏をお届けすることが出来ました。

お店での打ち上げも早々に、オーナー、児島ちゃんと熱いキスを交して、一路東京へと走りました。



10日間で8公演、2800kmのラリーはやはりなかなかハードでした。
興行としては厳しいものがありましたが、次に繋がるであろう新しい出会いが各地であって、充実感が虚脱感に勝っていると言える?でしょう。

各地でご来場頂いた皆さま、そして、オーナー、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
次回もなにとぞ宜しくであります。

All text by H. Izumi

2009年4月19日日曜日

5連戦を終えて‥

水戸のガール・トークは、こじんまりとしていながらも、オーナー、笹ノ間さんのセンスの良さが随所に光る、居心地の良い素敵な雰囲気のお店です。

また、音響的にとても演奏がしやすいことは、いくぶん老朽化したピアノと大胆すぎるマイキングという問題点を補って余りあると言えるでしょう。

それに加えて、集う聴衆がミュージシャンに気持ち良く演奏させるこつを心得ているかのようで、我々もついつい乗せられて、5連戦の初日ということも忘れて150%以上?の演奏になりました。


終演後、いわきへ向けて1時間半のドライブ。チェック・インの後、バー・クイーンへ繰り出すと、オーナーの加藤さんが、パルマ産プロシュートの大きな塊!と共に出迎えてくださって感激です。(しかも、ウイスキーはボウモアですから)


その晩から翌日の終演後まで、とにかくおいしいもののオンパレードで、とても全てを書ききれませんが、まず一つ挙げるとすれば、お店から歩いて1分のレストラン“味希”の、ヌーベル・シノワ的な、それはそれは洗練された担々麺。絶品でした。


御影石のカウンターに始まってユニークな自転車に至る様々なアイテムの由来や、バー・クイーンの歴史、また、いわきの音楽文化の発展と地域の振興にかける熱き思いなど、たくさんのお話を伺いましたが、まるでヴェテラン俳優の一人芝居を観ているかのように引き込まれてしまいました。
演奏は、もちろんバッチリです!(でなかったらばちがあたるというもの)

アンコールでは村上くんのセッティングで地元のギタリスト、村重光敏さんに飛び入り参加してもらって“Chicken”を一発。本業は大工さんとのことですが、メセニー・ライクで流麗なメロディ・ラインから、相当な弾き手であることがうかがわれました。


終演後はお店で、鰹、コノシロ(穴子の稚魚)、めひかり(ししゃもの弟分みたいな魚)の唐揚げ、うにごはん、などなどをた~くさん頂きました。

2時間半のドライブで仙台に移動して就寝。


14時ロビーで向かった先は牛たんの銘店、利久。ジューシーな厚切りに麦とろごはんで元気もりもりです。


enn は、日本のベイクドポテト、といった雰囲気のお店で、ロック系の出し物が多いとのことで覚悟していたアップライト・ピアノは、思いの他きちんとしていて胸を撫でおろしました。


打ち上げは近所の寿寿、またまたおいしいものをたくさん‥ (^_^;)


4日めは、 ennのオーナー、加藤さんに紹介して頂いた、石巻のラ・ストラーダ、仙台からは1時間のドライブです。


元は倉庫?だったのか、天井が高く(4m弱)床はフローリング、という好環境に加えて、オーナーの相澤さんのつぼを心得たPAのオペレーションのお陰で、演奏しやすかっただけでなく客席での音も素晴らしかったようです。


年代もののピアノと格闘してくれた調律の遠藤さんが、穴子が絶品というお寿司屋さんに誘ってくれたのですが、蓄積疲労も相当なもので次回のお楽しみとして、仙台に戻って軽く食事をして早めに休みました。


12時出発で一路盛岡へ‥

爽やかな好天に恵まれ、随所で桜も満開で、気持ちの良いドライブでした。

スペイン倶楽部は、ヨーロッパの地方都市のホテルのロビー・ラウンジ、といった趣きのジャズ・クラブです。オーナー、西部さんは国立音大OBのサックス奏者でもあって、盛岡のジャズの灯を守り続けて30年、という物静かなジェントルマンです。

5連戦の締めくくりということで演奏はいやがおうにも盛り上がり、ツァー初のダブル・アンコールにお応えしてソロでサガをお送りしました。


終演後はそのままお店で、後援会盛岡支部長の高橋憲司君と彼の音楽仲間の皆さんと、遅くまで音楽談義に花を咲かせました。


各地でご来場頂いた皆さま、有難うございました。
そして全てのお店のオーナーとスタッフの方々にも厚く御礼申しあげます。


そして、昨日広島に走ってきて、これからお店に向かおうか、というところですが、明日の岡山、明後日の神戸、どうかお誘い合わせの上ご来場頂きますよう!宜しくお願い申しあげまする。

all text by H. Izumi

2009年4月11日土曜日

“ひろみつ”を終えて、そしていよいよ‥

一昨日の横浜 Hey-Joe における“ひろみつ”ライブ、いい感じでした。

なんといっても、共に立ったステージの数、という意味あいにおいては、当分の間はやぶられそうにないだけの場数(ゲイジュツはバカズ?? スクエア時代、少なく見積もっても500回は一緒にやったのですから‥)な訳で、お互いに別々の活動をしつつも、2年半ぶりであろうとも、いざ共に音を出すと、なにか通じ合うものがビシバシと‥

またいずれやりますのでお楽しみに!



さてさて、いよいよトリオのツアーであります。
明日の水戸を皮切りに、いわき、仙台、石巻、盛岡、の5連戦。
5日連続のライブというのはなにしろ初めてのことで、果たして無事に乗り切ることが出来るのか?
まさに限界に挑戦、といった緊迫感に満ちた状況であります。
各地の皆さま、是非とも応援に駆けつけてくださいまし!

5連戦の後は2日おいて、19日から、広島、岡山、神戸、の3連戦です。

いずれにせよ、この大不況のさなか、各地ともなかなか厳しい予約状況であります。
なにとぞ、お誘い合わせの上ご来場賜りますよう、宜しくお願い申しあげます。               

m(__)m
text by H. Izumi

2009年3月25日水曜日

京都松山福岡、2,500kmラリー!

ここで問題です。写真は四国の松山道、石鎚山SAのレストランの名物料理?の数々です。右上から時計回りに、瀬戸内喰快(讃岐うどんと鯛の寿司)、鯛っぷり(鯛のあらの唐揚げ定食)、せんざんき(漬け込んだ味付きの鶏唐揚げ)定食、宇和島鯛めし定食、ですが、村上、板垣、中村、和泉の4人のうち、誰が何を食べたでしょうか?

答えは、Mistyfountain までメールにておよせください。正解の方には、和泉トリオのライブにペアで3組さまをご招待。(詳細は下に‥)


さてさて“BEYOND THE RIVER”発売記念ツァー、今回は、京都RAG、松山MONK、福岡Gate's 7、の3連戦だったのですが、これまたなかなかディ~プな旅でした。
各地にご来場頂いた皆さま、ありがとうございました。

21日、初日の京都RAGでは、京都精華大学の准教授、“猫松”こと小松正史君にオープニング・アクトとしてソロ・ピアノを弾いてもらったのですが、心地よいなごみの世界は初日の緊張感を随分とやわらげてくれました。


松山MONKでは前回に引き続き、オーナーにしてギタリストの関谷雅司さんにアンコールで飛び入りしてもらって“Feel like making love”を‥。スチール弦のエレアコによる熱いプレイ!大いに盛り上がりました。


福岡Gate's 7では、やはり前回に引き続き、地元のアルト・サックス奏者、菅原彰司さんに飛び入りしてもらって、スタンダード・ソングの“If I should lose you”そして“遠雷”を‥いぶし銀の菅原さんのサックスで“遠雷”!最高のサプライズで、お客さまにもとても喜んで頂きました。
今回、京都の終演後は徳島まで走って泊まった為に静かな夜でしたが、松山では本番以上?の盛り上がりで、翌日は福岡まで走らねばならないというのに、随分と飲んで食べてメタボに磨きを‥ (-_-;)


毎度のことながら、舜ちゃん、八木さん、坂上さん、健太君を始め、関係各位の皆さん、そして、池内商店さん、ありがとうございました。


福岡では、村上、板垣の両君は翌朝一番の飛行機で帰京ということで、食事の後に一度お開きにして、私だけ菅原さんと生徒会長(菅原さんには50人のお弟子さんがいて、その生徒会長さん)達と、ピアノ・バーへ繰り出し、数曲遊ばせてもらって、生徒会長さんにごちそうになって、3時にお開き。ごちそうさまでした。

また、福岡では、ヤマハ・ミュージック九州の村上さんに入念な調律をしていただいたおかげで、とても気持ちよく演奏することが出来ました。ありがとうございました。

さて、来月は12日から怒涛の5連チャン!(水戸いわき仙台石巻盛岡)、中二日(殆ど移動です‥)で19日から3連チャン(広島岡山神戸)です。各地の皆さま!お誘い合わせの上お越し下さいますよう、宜しくお願い申しあげます。

限界に挑戦?する和泉トリオをどうか励ましてやってくださいね~ m(__)m


P.S.先月26日の恵比寿、アートカフェ・フレンズにおける須藤満くんとのデュオ“ひろみつ”のライブは、とても楽しく演奏もなかなか良かったにもかかわらず、諸般の状況(アンドフォレスト・ミュージックのスタッフがアラン・ホールズワースのツァーで出払っていたが為に写真がなかったことが一番の理由)からブログを書けないままになっていました。

お互いの新旧の曲と、パット・メセニーのナンバーの数々、聴き逃した方は、来月9日に横浜の Hey Joe でライブを行いますので、是非お越しくださいませ!

text by H. Izumi


食事クイズ詳細 : 前回のクイズは正解者が出ませんでしたが、それにめげずまた振るってご応募頂ければと存じます。お答えはお名前(フルネーム)、お電話番号、お住まいの都道府県名及び市を添えて、メールにてお送りくださいませ ⇒ message@mistyfountain.com  締め切りは4月末日、正解の方最大3組までペアにて2009年の和泉トリオコンサートにご招待申し上げます。正解者多数の場合は、抽選とさせて頂きます。ご応募お待ちしております。